今日は2本立て!!

最近、やること成すこと山積みでドンドン更新間隔が伸びて申し訳ないです…。
今回は特別にいつもと違い、情報量多め(当社比)の2本立て!!!

*今回紹介する映画は上映終了間近なので、気になっている方は、こんな感想文なんて読まずに映画館へ直行して下さい。


1本目は前回の記事で触れておきながら、たらい回しにしてしまったスタジオコロリド最新作『台風のノルダ』。
スタジオコロリドといえば、こじんまりしたファンタジーを舞台に、かわいらしい女の子がパンティー剥き出しで大活躍するという男子に優しい社風を持ち味としていますが、今回はそれらをすべて封印。

今回の物語はなんと、地球の命運を握った少女が小さな島の学校で大暴れする…って規模が大きいんだが小さいんだかよくわからないSFを土台にBL要素までブチ込んだ、女子やホモにも優しい作品に仕上がっています。

主人公のシュウイチくんは一番乗りで教室に入ると、そこにはミステリアスな全裸少女がいた。
少女は何も言わずに窓から逃亡。
掴みとしては最高のオープニング。


物語の舞台となる中学校は文化祭前日で大いに盛り上がっていたが、シュウイチくんの表情は浮かなかった。
それは親友のケンタくんと距離が出来てしまい、顔を合わせる度に殴り合いをする始末。
そんな微妙な心境の最中、突如として超大型の台風が学校に襲来。少年少女を恐怖のドン底に叩き落とす。

シュウイチくんが外に視線を送ると、渦の中にあのミステリアスな少女がいた。
あっ!!少女に雷が落ちた!!
慌てて教室を飛び出し、傷ついた少女を保護するシュウイチくん。
彼女は弱々しく口を開き「地の渦と空の渦と私が一つに繋がれたとき、この星は生まれ変わる…。」と告げる。
言ってる本人は良いかも知れないが、言われた側はたまったもんじゃない。
だが、シュウイチくんは瞬時にそれが地球滅亡を意味していると理解し、地球と少女を守るため立ち上がった!!

この某新世紀アニメのような弱そうな少年が親友との友情パワーで地球を救う!!
逃げちゃダメだ!!


パンティーは出ないが、お尻は出す!!
上映時間は26分と今回も短いが、エロだけはしっかり描くという制作陣の意気込みは感じられる。
あと、保護した少女に長々とバナナを喰わせるシーンから、監督の歪んだ熱意も伝わる。

バナナ…



そして、2本目は遂に来ました!!
気づけばテレビ放送から、はや15年。
地球規模で愛され続けているアニメ『スポンジ・ボブ』が再び映画になった!!
こちらでも、お尻は出るぞ!!心配するな!!!


海の底で繁栄する海底都市ビキニタウン。
ハンバーガー1本で勝負するファーストフード店でバイトをしているスポンジ・ボブと店の営業停止を目論む大卒のプランクトンは、今日も死闘を繰り広げていた。
その戦いの最中、店の心臓部とも言えるハンバーガーのレシピが忽然と消えた。
結果としてプランクトンの思惑通りに店は営業停止に陥ってしまう。だが、この問題は店だけでは止まらず町全体の問題へと発展する。
なぜならば、この町の主食がハンバーガー(中毒性大)だからだ。禁断症状を引き起こした住民は、革の鎧を身に着け、頭にモヒカンをパイルダーオンさせ破壊活動を開始。
のどかな町はアッと言う間に怒りのデス・ロードへと変貌してしまった。

事態を収拾するためにはレシピを見つけ出し、再びハンバーガーを提供するしかない。
スポンジ・ボブとお友達は、レシピの捜索を開始する。
すると捜査線上にバーガー・ビアードという男の名が浮上。
海賊とファーストフード店を営む彼こそがレシピを盗んだ犯人だったのだ。
こうなれば、やることは1つ。
レシピを取り戻し、奴を叩き潰すのみ!!
ところが、ビアードは海賊のくせに陸地にいた。


ジャック・スパロウの5000倍カッコイイ、アントニオ・バンデラス演じる海賊店長。



バンデラスといえば僕の中では『デスペラード』(95)なんですよね。
この20年後、こんなマヌケな映画に出るとは夢にも思うまい。
まぁ、『デスペラード』も十分マヌケな映画ですが。


「僕たちは陸には上がれないよ…。」と失意に沈む海の幸たち。
だが、奇跡は起きた。(起きたことをありのまま書くと訳が分からなくなるので詳しくは映画館で観てね。)

こうして、上陸を果たした面々。
未確認生物を目の当たりにして思考が停止する幼女。


ついでに筋肉、念力、バトルアーマーを手にした面々。
見よ!!この頼りない勇姿!!
この後『アベンジャーズ』をも越える幼稚かつ最大級のチームプレーを披露してくれますよ!!


メンバー紅一点のサンディが地上で得た新たな姿はモフモフでキュート。おまけに破壊力満点!!
奇跡の光景は是非とも映画館で!!
松浦チエさんの吹き替えも完璧!!