『パシフィック・リム』4DX!!

正月が過ぎ、激戦区と化した職場に再び安息が戻ってくる…と思っていたら、2月まで仕事量は変わらないと告げられ、新年早々ついてない!! と今までの僕なら絶叫していただろう。だが今年は違う!!

なぜならば、近所の映画館に場面に合わせて座席が揺れ、水や煙をぶっかける、限りなく屈辱に近いアトラクションを体感できる次世代型シアター「4DX」が導入されたからだ。しかもオープン記念に『パシフィック・リム』が選ばれたのだ!!
それだけでも大事件なのに、コスプレOK、大スクリーンに向かって絶叫もOKの爆音上映と豪華絢爛。
その日を思い、僕は笑みを浮かべて職場の苦行に耐えた。

そして遂に昨日、映画館へ行って参りました!!



先ずはコスプレ!
時間もお金も無いが、浅知恵しぼって用意したのが左の写真の丸い物体。本作の主人公機であるジプシー・デンジャーのエンジン部を紙のお皿と色ペンで見事に再現。当日、僕はこれを胸に装着して会場へと向かったが、誰1人としてコスプレしている人はいなかった。みんな恥ずかしがっているのかな?

いよいよ上映が始まった。
ところが、座席は揺れないし、水も出てこない。代わりに支配人がスクリーンの前に突然現れた。
これは斬新な演出だと驚いたが、「機械に不具合が生じましたので、五分程お待ち下さい。」と告げる珍事件が発生。
会場は笑いに包まれた。

その後、映画は頭から再上映された。思わぬアクシデントで緊張が消え、油断していたら冒頭のアラスカ戦から座席はガッタンガッタン揺れ動き、水もブーブー乱れ飛び、4DXの底力を尻と顔面に叩き込まれるのであった。
戦闘が終わり、ドラマ部分で尻を休めようとしたら、登場人物が部屋のドアを閉める度に座席が急に揺れるから、うかうかマコたんに萌えられないし、心臓にも悪い。


でも、適正テストの揺れは良かったなぁ〜。
何かこう…マコたんに棒で思いっきり、ぶん殴られているような錯覚に陥ることが出来たし。

4DXパワーが最大限に引き出されたと言えば、やっぱり2大怪獣とロボット軍団が死闘を繰り広げる香港戦!!
座席はアラスカ戦とは比較にならないくらいに動き、それに加えて水、煙、光の援護射撃。尻の位置を何度も変えて、しがみ付くようにして鑑賞していた。
だけど、僕だって負けてはいませんよ!!

この場面は本編屈指の絶叫ポイント、僕は吠えたぜ!!
ロケットパ――――ンチ!!!(上映後、隣にいた友人には「えっ? 叫んだの?」と言われたが。)

新年最初に劇場で観た映画がパシリムと縁起の良いスタートを切り、その上、支配人からは御詫びの映画無料券が貰えたし、今年はついてるぞ!!

あと、パシリムって「マグネロボ・ガ・キーン」に似てますよね?

友人には「似てねーよ!」と一喝されたけど。
でも、似てると思うけどなぁ…このヒロインのつり目具合なんか特に

劇場で観たのは今回が8回目だけど、まだ全然観飽きていないので爆音上映は毎年やって欲しいですね!
興奮冷めやらぬので、ラクガキを1枚。
凛子たん、染谷将太くんと末永くお幸せに!!(*^ω^*)