ゲームから恋を学べーモンスターファーム2―

* 今回の記事は2001年にテクモから発売された大傑作テレビゲーム『モンスターファーム2』に関してです。
遊んだことのない方には、わけが分からない内容となっております。 m( )mごめんね。
 

少し前、僕は会社のお昼休みに頼まれてもいないのに『モンスターファーム2』の個人的な思い出を力強く語っていまして。
ところが、最近の若い子たちは『モンスターファーム』を知らないんですかね?
「『モンスターハンター』ですか?」ってね。
相手にもされず、いつも通り「またアイツがバカを言い始めたよ。仕事早く覚えろ!!」な視線を上司から送られ撃沈。
ところが、翌日になってビックリ!! 
勇気を出して言ってみるもんですね。僕の説いた「モンスターファーム』をやると人生の価値観が800倍変わる」という根拠の無い理論がトリガーとなって、再び『モンスターファーム2』を遊びだす、時代を逆行する同僚が現れまして、今、職場では極小規模のモンスター甲子園が起きようとしている…。
当然、僕だって負けてはいませんよ!! 帰宅後、急いで『モンスターファーム2』を起動させましたよ。
育てるモンスターは当然、意地でもピクシー種。(どう友好的に考えてもウンコよりも醜いルックスのネンドロなんて育てる気にはならない。

ゲームを起動して早々に念願のピクシー種のミントを誕生させ、名前も「あおい」と命名し(名前の由来は僕の敬愛する女優)
ヤル気と私欲をフルチャージして育成を開始しようとしたんですが…。

このあおいの嫌いなものが「闘うこと」だった。
モンスターファーム』の最大の味わいと言えば、苦心して育て上げた自慢のモンスターを闘技場で殴り合わせるバイオレンスなデスマッチ。
それをこの子は自発的に放棄している。ミントが、あおいが放棄している…。
これはあおいが、電子の海を越えて僕に送ったメッセージなのか?
それとも、あおいは「私たちモンスターは闘えば寿命が減ってしまう。私はこれ以上、大切な時間を奪われたくないの!!特にあなたとの(小声で)。」と純粋に寿命が尽きるまでプレイヤー(僕)のそばにいたいのか?

ステータス画面を神妙な面持ちで見つめだす僕。
こんな考えを持つ僕は、人として危険なゾーンに突入しているのかもしれませんが……このステータスには、何か深い意味があるのかもしれませんよ。



モンスターファーム2 PlayStation the Best

モンスターファーム2 PlayStation the Best



しかし、一番の問題は絶賛『モンスターファーム2』に燃えている同僚に「もう、ゲームは始めたんだろうな?」と問われたら……
そのとき、僕は一体なんて答えたらいいんだ…。


ちなみに、『モンスターファーム2』での僕の自己最高記録はBランク。どーでもいい情報ですね。