EVA −エヴァ− 瞳を閉じた少女が見た世界

科学者は、何故、自身の研究が危険な結果を招く恐れがあるのに、やめようとしないのか？
それは科学者の性なのだ。例え、その研究が巨大な悲劇の火種になったとしても……。

近所にロボットがゴロゴロしているハイスペックな町に、この物語の主人公アレックスは黄色いネコ型ロボット（ドラえもんか！？）のお友達と共に１０年ぶりに里帰り。
里帰りの目的は、かつて途中でほっぽり出した極秘プロジェクト「心を持った人型ロボット」を完成させるためだった。

彼はロボットの「心のモデル」となる子供を探していたが、どいつもこいつも、平凡なじゃりん子ばかりでオーディションは難航。
そんな彼の前に、逆立ちしながら街を歩く、規格外れな女の子エヴァが現れる。
アレックスはエヴァに熱い視線を送りつつ、迷いの無い顔で「誤解しないで聞いてくれ！僕の仕事は子供の観察なんだ。僕の仕事を手伝ってほしい。アメ玉欲しいかい？」
と誤解しか生まない発言で彼女をスカウトする。

アレックスには、もう一つのプロジェクトがあった。それは、自身の兄ダヴィッドの妻であるラナの略奪…。
ラナは１０年前、この地で愛し合った、かつての恋人であった。

「大人の薄汚いダークサイドな関係」と「心を持ったロボットは本当に幸せになれるのか？」
その２つのテーマを同時に進行させて、物語は悲しくも温かい終焉を迎える。

この映画って去年、日本公開された作品なんだけど……。
ナイスタイミングで仕事に邪魔され、上映期間に間に合わず涙を呑んだ作品でしてね。
映画館で観てたら、２０１２年のランキングが確実に変動していたと思う。
あとね。このエヴァを演じたクラウディア・ベガが物凄く可愛いんですよ！！
もう、ロボットなんてどーでいいんですよ！！今後はこの小娘から、眼が離せませんよ！！
って、僕も薄汚い大人ですか？(´ヘ ｀;)………

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