過酷だって平気だもん〜青春をポイ捨てした女の子たち〜
いやー。本当に懐かしいですね。「何が?」って…。もうすぐ公開の映画『コロンビアーナ』ですよ。
これは古き良き、メソメソ女の子暗殺者の映画だし、黒人系の女の子が主役ってのも随分と久しぶりじゃないですか。
2010年に登場した映画『キックアス』の爆発的ヒットにより女の子の暗殺者は年々幼児化が進み、人間的な感情も薄らいでいきました。
(右隣の写真は巨大暴力黒人女の子映画の金字塔『コフィー』)
女の子暗殺者の方向性を180度変えてしまったヒット・ガール。それは良くもあれば、悪くもある。
「昔は違ったのか?」と聞かれれば、昔の暗殺者映画は……これがまた男の子の暗殺者と女の子の暗殺者とでは、えらく違いまして、男の子の暗殺者は「目の前の美女を抱くよりも、はるか遠くにいるターゲットをロックオンしたい。」みたいな。ハード・ドライかつ女の子からすれば、たまったもんじゃない存在で、女の子の暗殺者はメソメソしながらミッションを開始したり、ターゲットの男の子にハートをロックオンされてミッションほっぽり出したり、暗殺者としては駄目駄目なんですが。
って、僕はべつに女の子を軽視しているわけじゃございません!!
むしろ、こういう殺人スキルで身を固めても、暗殺者になり切れず、捨てたはずの女の子性が突然蘇る瞬間が物凄く好きなんですよ。じゃあ、暗殺者、辞めちゃえよって話なんですがね。
↑ メソメソ暗殺者のパイオニア映画『ニキータ』。主人公のニキータちゃんは細くて非力な腕で破壊力満点のデザートイーグルを発射!!ミッションが辛いのか、銃の反動が強力過ぎて辛いのか、常にメソメソ。
↑ 『キル・ビルVol.1 』に登場する子持ちの黒い暗殺者コッパーヘッドとユマ・サーマンは死闘を繰り広げた。
↑ どこにでもいるような女性が自発的に殺し屋になっていく『ブレイブワン』。マナーの悪い乗客に怒りの鉛玉を喰らわせるジョディの勇姿!撮影当時40代!!こんなに可愛い40代観たことありますか?結婚したい!あるいは射殺されたい!
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