『ぼくのエリ 200歳の少女』と『モールス』

人類は何故、絶え間なく進化し続けて来たのか?
それは『ぼくのエリ』とそのハリウッド版リメイク『モールス』を撮る為であると言っても過言ではない。
でも、この2作品って、そこら中で語られているので「何を今更」な感じがするから。内容は軽く触れといて、後は手前勝手なことを書こうかと思います。
〜『ぼくのエリ 200歳の少女』の内容〜

『恋をした相手の正体は吸血鬼でした。』

吸血鬼との恋話を撮った作品って数あれど、この2作品はちょっと違って、主人公の少年オスカーは家庭に問題を抱え、学校では情け容赦ないいじめを受け、家の周りは雪ばっかで逃げ場が無いんだよ。ロボットアニメで例えるならレントン・サーストン。


そんなドン底真っ只中、エリと名乗るダルそうな表情をした子が引っ越して来て、ぎこちないながらもルービックキューブ1つで二人の仲は急接近するわけです。で、オスカーが調子に乗りまっくていたナイスタイミングの時にとってしまった愚行により、エリの隠されていた悲しくも、恐ろしいもう一つの顔を知ってドン引きしてしまう。

でね、この映画って日本での公開時、どっかのアホの勘違いのせいで一か所ボカシが入れられてしまって、この作品が本当に伝えたかったことが伝わり辛くなっちゃっててさ、これは映画に対す冒涜だよ。
だけど、海外仕様のDVD&BDにはボカシが解除されているから、気に成る方は輸入してください。
あと、邦題に200歳の少女なんて書いてあるけど、本編ではそんなこと一言も出てこないよ。

ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]

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〜『モールス』の内容〜
ぼくのエリ 200歳の少女』とだいだい一緒です。
ただ、『モールス』は公開後に前日譚を描いた内容のコミックが原作者の無許可で作られたりしました。
日本では翻訳されての発売は未定なので、英語に自信のある方は輸入してください。
そうでない、僕のような偏差値貧乏な方は妄想で翻訳してください。


どうですか?この書店に並んだだけでPTAが怒鳴り込んできそうな破壊力満点な表紙
↑左の写真と何となく似ていたので張ってしまった

                          ↑コミックでも暴力描写には抜かりが無い!

モールス [DVD]

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Let Me In Volume 1: Crossroads

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